山種美術館

山種美術館

過去に開催された展覧会

【この展覧会は終了しました】
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会 期 : 2012年2月11日(土・祝)~3月25日(日)
会場: 山種美術館
主催: 山種美術館、読売新聞社
開館時間: 午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)
休館日: 月曜日
入館料: 一般1000円(800円)・大高生800円(700)円・中学生以下無料(但し、保護者の同伴が必要です)
  • ※( )内は20名以上の団体料金、および前売料金
  • ※障害者手帳、被爆者手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料
  • きもの割引:会期中に着物でご来館のお客様は、団体料金(一般:800円、大高生:700円)にてご入館いただけます。
    さらにプチギフトをご用意しています。
出品作品: 上村松園 《夕べ》、《春のよそをひ》、《詠哥》、《春芳》、《娘》ほか
鏑木清方 《伽羅》、《佳日》ほか
伊東深水 《春》、《雪中美人》、《紅葉美人》ほか

浮世絵:鈴木春信《柿の実とり》ほか

日本画:池田輝方《夕立》、小林古径《河風》、土田麦僊《舞妓》、奥村土牛《舞妓》、
小倉遊亀《舞う 舞妓》・《舞う 芸者》、山川秀峰《芸者の図》、
橋本明治《秋意》、片岡球子《むすめ》、北澤映月《想(樋口一葉)》、
森田曠平《投扇興》ほか

洋 画:林武《立てる舞妓》ほか

約60点
*出品内容には変更が入る場合があります。

四季折々の豊かな自然の中で育まれた日本人の美意識は、絵画、工芸品などに取り入れられてきました。日本の民族衣装である着物は、織物、染色などの総合的な工芸品であり、季節や着る人によってもさまざまな美しさをみせる、日本独特の芸術といえるでしょう。和服に身を包んだ女性の姿は多くの人を惹きつけ、近世初期より風俗画や浮世絵に描かれるようになりました。

本展では、上村松園、鏑木清方、伊東深水らが描いた美人画を中心に、浮世絵や近・現代の日本画・洋画に見られる個性豊かな「和のよそおい」の美人をご紹介します。特に、松園の作品は、着物や帯の柄だけでなく、髪形(髷)、髪飾りに至るまで、女性画家ならではの細やかな視点から描かれていることにご注目ください。鈴木春信《柿の実とり》のおてんば娘、松園《庭の雪》の初々しい娘、清方《伽羅》の艶やかな若妻、深水《春》の溌剌とした現代女性、小倉遊亀《舞う》の愛らしい舞妓など、さまざまなタイプの和装女性をモチーフとした作品をご覧いただきます。

着物を着る機会が少なくなった昨今ですが、日本の伝統的な衣装と美しき日本女性の魅力を紹介する本展に、ぜひ「和のよそおい」でお出かけいただき、装う楽しみを再発見いただければ幸いです。

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鏑木清方≪伽羅≫
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伊東深水≪春≫
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小林古径≪河風≫
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鈴木春信≪柿の実とり≫
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奥村土牛≪舞妓≫
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菱田春草≪桜下美人図≫
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