
山種美術館では、日本を象徴する花として愛されてきた、桜を描いた絵画を一堂に展示する展覧会を再開いたします。
古くから日本の山野に自生していた桜。中世、近世では貴族、武家など上層階級を中心に自邸や名所の桜が鑑賞され、江戸時代には多数の品種が生み出されるとともに、花見が庶民にまで広く浸透し、日本人の桜に対する愛着は一層広がりをみせます。爛漫と咲き誇る華やかさと、はかなく散る移ろいやすさを併せ持つ桜は、芸術においても、古来詩歌に詠まれ、調度や意匠に取り入れられ、あるいは絵画化されるなど、多彩に表現されてきました。
本展では、日本人の美意識と深く結びついた桜に焦点をあて、所蔵の近代・現代日本画の中から約50点の作品をご紹介いたします。満開の桜の下に女性たちが集う様子を描いた菱田春草《桜下美人図》、桜の名所として知られる吉野山(奈良)を題材とした奥村土牛《吉野》、名木「三春の滝桜」(福島)に取材した橋本明治《朝陽桜》、また、『太平記』にみる児島高徳の「忠義の桜」の逸話を題材とした橋本雅邦《児島高徳》など、風俗、名所、物語をはじめ、さまざまな主題の作品に桜は登場します。
桜の絵画で満開の美術館で、近代・現代の日本画家たちによる、多彩な桜の表現をご堪能ください。
※作品はいずれも山種美術館蔵
一般1300円、大学生・高校生・中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)1100円
※きもの特典:きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金となります。
※複数の割引・特典の併用はできません。
日本を象徴する花として愛されてきた桜を描いた約50点の作品を、山種コレクションから厳選して展示。横山大観、速水御舟をはじめ、各画家の個性豊かな桜の表現をご堪能ください。
古くから知られている名所の桜、歴史、物語の題材の中で表される桜など、桜を描いた絵画を通して、日本人の美意識、日本文化を感じていただける展覧会です。
奥村土牛《醍醐》、《吉野》、橋本明治《朝陽桜》など、日本各地の桜の名所・名木を描いた作品を画家の言葉とともにご紹介します。