次回の展覧会
「江戸時代、個性豊かな絵師が次々に登場し、多彩な作風が花開きました。一世を風靡した彼らの作品は、現在も多くの人を魅了し続けています。このたび山種美術館では、江戸時代に活躍した人気絵師たちが勢ぞろいし、浮世絵と江戸絵画の名作が一堂に会する展覧会を開催します。

山種美術館 [前期展示]

山種美術館 [後期展示]
当館の浮世絵は保存状態が良く、鈴木春信から鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重まで、六大絵師の代表作を有しています。本展では粒よりのコレクションを前・後期に分けて全点公開します。また、浮世絵専門の美術館として名高い太田記念美術館のご協力のもと、歌川国芳の戯画をはじめ、見ていてワクワクする楽しい浮世絵を選りすぐってご紹介します。NHKの大河ドラマで浮世絵の版元である蔦屋重三郎が取り上げられ、浮世絵に注目が集まる今年、当館で魅惑の浮世絵ワールドをご堪能ください。
江戸絵画では、岩佐又兵衛《官女観菊図》【重要文化財】や椿椿山《久能山真景図》【重要文化財】をはじめ、俵屋宗達、池大雅、伊藤若冲などのビッグネームが手がけた優品の数々を展示します。
浮世絵と江戸絵画の名品を通して、個性あふれるスター絵師たちによる夢の競演をお楽しみください。
本展のみどころ
人気絵師の代表作がそろう当館の浮世絵コレクションを一挙公開!
版元・蔦屋重三郎のプロデュースによる東洲斎写楽の役者大首絵、世界に誇るスーパースター・葛飾北斎の《冨嶽三十六景 凱風快晴》(後期展示)、歌川広重の代表作である保永堂版《東海道五拾三次》をはじめ、当館所蔵の浮世絵を前・後期に分けて全作品展示します!

山種美術館 [前期展示]
太田記念美術館所蔵の「楽しい浮世絵」にご注目!
日本有数の浮世絵美術館として名高い太田記念美術館。15,000点を数える膨大なコレクションの中から、夏の花火、秋のお月見といった季節の楽しい行事をテーマとする作品や、歌川国芳《ほふづきづくし 八そふとび》(前期展示)、歌川芳藤《しん板猫のたわむれ踊のをさらゐ》(後期展示)をはじめとする戯画など、見ていて楽しくなる浮世絵をピックアップ!

太田記念美術館 [後期展示]
山種美術館所蔵の江戸絵画の名品が一堂に!
俵屋宗達、岩佐又兵衛、池大雅、伊藤若冲をはじめ、重要文化財や重要美術品を含む、当館所蔵の江戸絵画の諸流派の優品がそろい踏み!

*上記文中のうち、所蔵先表記のない作品はすべて山種美術館所蔵です。
※出品内容には変更が入る場合があります。
※作品画像の転載・流用はご遠慮ください。
※浮世絵は前・後期で展示替え(前期: 8/9-8/31、後期: 9/2-9/28)
【夏の学割】大学生・高校生500円
【リピーター割引】
本展使用済み有料入場券(オンラインチケット画面含む)のご提示で、
会期中の入館料が一般200円引き
*本割引は美術館受付で購入の場合のみ適用、1枚につき1名様1回限り有効。
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般1200円
※きもの特典:きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金となります。
※複数の割引・特典の併用はできません。
オンラインチケットのご購入はこちら
相互割引サービスについて
下記チケットのご提示で入館料を100円割引いたします。当館の入場受付時にご提示ください。
■太田記念美術館との相互割引について
■戸栗美術館との相互割引について
*いずれも対象券1枚につき1名様、1回限り有効。
*入館チケットご購入時に受付にご提示ください。購入後の割引はできません。
*他の割引との併用はできません。
*オンラインチケットは割引対象外。
講師:日野原 健司氏(太田記念美術館主席学芸員)
日時:2025年8月31日(日)14:00-15:30(13:30開場)
会場:國學院大學 院友会館(渋谷区東4-12-8)
参加費:500円
定員:120名
お申込:「チケットぴあ」または、美術館受付
*ご参加には参加には別途「【特別展】江戸の人気絵師 夢の競演 宗達から写楽、広重まで」展に入場可能なチケットまたは半券が必要です。
当日会場にて入場チケット購入も可能。